会長挨拶

 

東京学生柔道連盟
会長 白瀬 英春


東京学生柔道連盟会長に就任して

「学生柔道は柔道発展の推進力」

 本連盟は社団法人全日本学生柔道連盟の中核を担う連盟であり、その活動は授業の合間をぬって学連委員である学生を中心に運営されています。学生たちは全日本学生柔道連盟が主催する三大会のうち、全日本学生柔道優勝大会並びに全日本学生柔道体重別選手権大会の二大会を主管しています。東京学生柔道連盟の目的は『普及・振興並びに優れた資質を持つ指導者の育成を図り、以って学生の心身の健全な発達とスポーツの発展に寄与する』とあり、学連委員は身をもってこの目的を実践しています。

目的を達成するための事業として

(1)   加盟各校間の親睦及び関係諸団体との連帯・融和

(2)   各種大会の開催及び講習会の実施

(3)   強化、振興に関する研究、調査、企画

(4)   国際親善・交流

とあります。

 これらの一環として、優勝大会・体重別選手権大会・二部優勝大会並びにオープン大会を開催し、2部校を対象に「出前柔道講座」を企画しています。また、国際交流として海外研修会の実施や、全国視覚障害者柔道大会の運営に協力することにより学生の社会参画の心を養う一助としています。本連盟の趣旨は、日ごろの鍛錬を実践する場所を提供し、その先にある大きな目標(社会での活躍)を実践する助走路と考えております。

 本連盟からは幾多の先達を輩出し、また、多くのオリンピック・世界選手権等のチャンピオンも生み出しております。これらは、全て本連盟の先輩の皆様から営々と受け継がれてきた賜物と感謝するとともに、これからも引き続き先輩方の功績を無にすることのないように努力をしていきたいと考えておりますので今後ともご指導、ご助言をお願い申し上げます。